【新歓ブログ2024➀】ESSで経験するであろうこと

こんにちは!昨年好評をいただいていたブログリレーを今年も新歓の一環としてやることになりました。初回は4回生の藤本拓実(通称たくみん)さんです!

 


こんにちは。京都大学工学部4年(ディベート歴1年弱)の藤本拓実です。今回は、僕が1年で経験した、「ディベート、英語初心者なら経験するであろうこと」についてお伝えしようと思います。ちょっと硬めの文章になるかもですが、ディベセクってどんなもん?って人の参考になれば幸いです。

ディベート中のたくみん



0.ESSのディベートの活動

まずはじめに、ESSで扱われているディベートがどんなものか、簡単に説明しておきたいと思います。ESSではパーラメンタリーディベート、というものを行っており、与えられた議題に対して短い時間で準備して、賛成と反対で大体7分のスピーチを何回か行います。(※英語で、です。)それなりの頻度で大会があるので、普段はそれに向けて練習し、大会で良い成績を残すことを目標にしてる人が多いです。

 

1.英語にどっぷり浸かる

これは明らかだと思いますが、お互い英語でスピーチをしあうので、否が応でも英語を話すことになります。それに、皆さんESSディベートセクションに参加する勇気がある人ばかりなので、それなりに英語が話せます。というか、初めは何言ってるか全然聞き取れませんでした。また、相手がどういう話をしてたんだろうな、と思ったとき、英語の文献を調べたりすることも結構あります。つまり、英語を話す、聞く、読む、という経験を永遠に続けることになります。自分は英語がうまくなりたいと思って始めたので、正直とても気に入っています。

 

2.世の中のいろんな問題の知見が得られる

ディベートで扱う議題は様々で、政治、社会運動、医療、教育など、ongoingな話題ばかりです。ディベートをすることでそうした話題を一段深掘りして考えることができるし、予習しておけば議論を有利に進められるので、ディベートが先に話題を調べておこうという機会作りにもなります。

 

3.様々な地域の人脈が得られる

第0項で記述したとおり、ディベートの大会がちょいちょいあります。この大会というのは全国規模で行われることが多いため、九州や関東の人とも試合をし、仲良くなれる、という大きな利点があります。そうして仲良くなった人と遊びに行くも良し、一緒に試合に出るも良しで、ディベートライフを楽しむ、という観点では、この大会で得られる人脈というのはとても貴重なものなのかな、と感じています。

 

4.意見を伝える枠組みが身につく

ディベートという競技の性質上、相手の意見をきちんと聞くこと、自分の意見を明確に伝えること、という2点は、勝ち残っていく上で必ず求められてきます。そのため、普段の練習の際、どうすれば相手の一番言いたいことをすぐに把握できるのか、どう言えば相手に伝わりやすいのか、という考えで試行錯誤していくことになります。当然、技術の習得には時間がかかりますし、僕も全然成長できてはいませんが、少なくとも相手ときちんとコミュニケーションをとれるよう、努力する機会が得られます。この点も僕が個人的に入って良かったと思ったポイントです。

 

5.負けまくる

1,2,3,4 ...と良い点ばかり挙げてきましたが、もちろん入っててしんどいこともあります。ディベートは英語で、審判をより説得できたチームの勝ちなので、ディベート初心者、英語初心者の人は最初はほぼ負けます。僕自身、1ヶ月弱めっちゃ練習した後の試合で、他の同期がみんな予選突破してたときに自分たちだけ出来なかった時は病みそうになりました。それでも、ずっと練習に付き合ってくださる先輩方の支えや、同期に負けたくない闘争心を持って頑張り続ければ、得られるものは大きいのだろうな、と感じています。

 

ここまでいろいろ書いてきましたが、簡単にまとめると、競技で初めから勝ち上がっていくのは難しいかもしれないけど、仲間と一緒に頑張ればいろんな面で成長できるかもね、ということです。せっかくの大学生活、何か一歩成長したいなという方は是非、一度京大ESSディベセクをのぞいてみてください。

 


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