梅子杯2023 〜メンタルブレイクノーブレイク、ぴえんぴえん〜

こんにちは、Kyoto Debate Team ブログ担当です。今回は、見事ルーキーベストスピーカー8位を獲得した同志社一年の中村華さんに

梅子杯に出場した感想を書いていただきました!


自己紹介

 京大の練習へお邪魔させていただいております、同志社大学の経済学部1回の中村華です。自己紹介を少し述べながら、1年生NA最強決定戦!梅子杯での感想を述べていけたらいいなと思います。

 ちなみに写真は、私はポケモンGOが大好きなのですが、world championshipsを見るために横浜まで行った時の写真です。いつか、ポケモンモーションこないかなーっって大期待してますよ。Info+THR Pokémon exist in the world by AIとか?!みんなどんなSet upするんだろ激アツ!

ポケモンとはな

 パーラ自体は大学に入ってから始めたのですが、高校生の頃は準備型のディベートをしていて、モーションに関係があるインターネット上のデータ丸暗記の、きもきもディベーターしていました笑。チームメンバーが強かったこともあって、準備型では負け知らずの強豪校出身です。そのため、大学でパーラを始めると、ディベートの呪いに取り憑かれたような人たちばかりで、試合のたびボコボコにされるので、絶望しました笑。(今では、パーラのボコボコパンチ感が好きです)

 私がディベートを始めたきっかけは、今回もチームを組んでいたららたに誘われたことが理由でした。大学でも準備型を続けようかなと思っていたのですが、当時のモーションがあまり好きではなく、即興型やってみようかなーといったような軽い気持ちで始めました。それから半年も経ち、落ち込むこともありましたが、超絶優しくて激うまディベーターの天才先輩方と同期に恵まれ、なんやかんやでディベート生活楽しんでいます。これからもこの環境に感謝し、切磋琢磨していく所存です。

はなと同期(一部)

梅子杯の感想

 やはり対面大会は楽しい!オンラインだと相手の雰囲気が見えない分怖く感じたり、圧迫されている感じがあるので、対面で人間味を感じると心からディベートを楽しめた気がします。

 また、梅子杯の会場になった津田塾大がTheお嬢様学校で、一日生活しただけで気持ちから仕草までお嬢様になりそうでした…。あと、スーツ姿のみんな素敵でした!!

 

R1 TH supports a worldwide ban on the production of animal meat products(Opp-Lose)

 (Gov)動物の権利vs(Opp)人間への害(色々)

の戦いになりました。このモーションに関しては、動物の痛みや権利が強すぎた、、!という感想しか出てこないです笑。

 また、一試合目から激強東大チームと当たって、R1の時点では認知していなかったのですが、閉会式で個人スコア1位2位独占の激つよつよチームであることが明らかになり、戦えたことが幸運であったなと思いました。

 また、ジャッジしてくださった大塚さんと山村さんの説明が神っていて、後悔なしのラウンドになりました。動物の権利に勝てるOPPサイドのディベートが見てみたいです。それくらい、権利主張が強すぎたあああ!!

 ちなみに、ディベート人生でこの試合以上に活き活きした試合はありません。(現時点でNo1です)

 

R2 TH regrets the rise of the cosmetic surgery treatments targeting minors(Gov-Win)

 “Targeting minors“について、利益と不利益を明らかにできたチームが勝てる試合だなと感じました。

 この試合では、手術とメイクアップの危険性に関して、手術の方が危険だろう!が共通して通る当たり前だと思い込み「メイクが危ない」、という説明を飛ばしてしまい、個人スピーチ得点が下がってしまったので、当たり前のことでも、Set-UpでキャラクタライゼーションやSQ分析を丁寧に説明することの大切さを学びました。

 この試合、銀杏杯で出会った人と再会できたのですごく嬉しかったです。

 

R3 Info: Coming out of the closet, or simply coming out, refers to LGBTQ oeiole’s self-disclosure of their sexual orientation or of their gender identity.

THBT the LGBTQ movement should actively portray “Coming out” stories in a positive way(Gov-Lose)

 

 梅子杯前最後の対面練習で全く同じ議題を扱って、逆ポジションだったら、絶対勝てたのにモーションでした笑

(対面練習Oppで、勝てたからいっかー!ってるんるんで帰ってしまったのですが、逆ポジションだったらって熱心に取り組めばよかったです。猛反省)

 Coming OutによってLGBTQの人たちがどのようになるのか、説明不足な点があったなと後悔しています。また、CharactarizationとSet-up不足のラウンドになってしまったなと思いました。相手の世界と自分たちの世界が違う時に、上手く比較し、自分の世界でも相手の利益が得られる、ことを証明できるようになりたいです、、泣

 

R4 TH prefers an “anonymous candidate system” of voting(Gov-Lose)

 Rebuttalを思いつくまでに、時間がかかりすぎてしまって、相手の空気感に流されてしまった感じがあり、悔しかったです。(独り言:それでも、絶対Gov winだと思ったのですが)

 また、R3R4は体力的にキツくて頭が回らなかったです、、。ラウンドを完走するための方法を先輩方に教えていただこうと思います笑


最後に

 正直、梅子杯では全然勝てなかったし、パートナーとの連携がうまくいかなかったのですっごくメンタルにきて、ディベートを辞めてしまおうと何度も思いました。ですが一旦冷静になると、勝敗以上に楽しんでディベートをしたい!と思えるようになりました。様々な大会を経験するなかで、勝ち負けへの執着が高まってしまい、本来持っていたディベートへの愛を失いかけていました。ディベートへの愛を架け橋に、繋がることができた他大学との関係が、かけがえのない物であることを実感しました。

ばりきゃり感だしながらスピーチするはな



 梅子杯中、ゆうきさんとりょうせいさんがパパ役をして下さって、先輩方の築いてくださった根深い人間関係に感銘を受けました。私もそんな出会いを大切にしていきたいと思います。

 また、関西コミュニティーの環境に恵まれたことを心から感謝し、これからも勝ちだけにこだわらず、ディベートを楽しんでいきたいです。

 

 梅子杯に関わってくださったみなさま、ここまで支えてくださった方々に感謝し、今回は締め括りの挨拶とさせていただきます。

 素晴らしい経験をありがとうございました。


はな、ありがとうございます!対面大会ならではの苦悩と楽しさ、めっちゃ共感、、、、。

ディベート案外体力使いますよね。今後の活動も応援しています!

【Umeko Cup 2023】

《Speaker Prize》
✨8th Best Rookie Speaker✨
▶️Hana Nakamura(Doshisha)


京都大学ESSは2021年度よりエンゼルグループ(株)様とスポンサー契約を結び、
ご支援を頂いております。
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