こんにちは!ブログ担です。京都盆地は朝晩の冷え込みが厳しくなるとともに木々も色づき始めましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。今回は2021年10月16(土)-17(日)にかけて行われた梅子杯でRookie Championとなった法学部1回の風呂さんに記事を書いていただきました!
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1. 自己紹介
初めまして。法学部1回生の風呂樹と申します。初ブログということで軽く自己紹介からすると
・高校時代は準備型ディベートメインでゆるく活動
・きっかけは「英語ってかっこいいやん」という単純(だし今思えばirrelevant)な興味
・地元はドがつく田舎町(限界)でディベート界隈からも基本断絶
・ゆえに結局ディベートとはなんぞや状態のまま引退
こんな僕が4月のディベセクzoom新歓にふらっと立ち寄ったのは、自分の中に「もう少し、こいつのことを知りたいな」という興味がまだあったからだと思います。これまでいくつか大会に出場しパーラディベートの底なし沼に恐れをなしつつも、やっぱり抜け出す気にはなれないようです。今回は10月に出場した梅子杯について感想の垂れ流しにはなりますが書かせてもらいます。
2. 梅子杯に出るまで
実はこの夏は免許取得という名分のもと、ほとんど地元に帰っていました。田舎のゆるゆる時間軸の中でディベートという概念が自分から薄れていくのを感じ、さすがにやばい大会に出ようと決めたのが既に9月の下旬頃です。Discordでのペア募集に返信してくれたのが1回生爽やか代表伏見君でした。コロナの影響で1回生同士の対面交流はあまりできておらず伏見君ともほぼ面識がなかったため、組んでくれたときはとても嬉しかったです。練習に関しては、彼が9月末にGeminiに出場したことなどもあり二人で練習できたのは結局3回ほどだったと思います(やばい)。 実はその期間で一番思い出に残っているのは、1回生で初めて京都で遊んだことです。今までzoomないしmixideaでしか存在を確認できなかったみんなが実在することにまず感動。話も尽きず、最初は京都水族館が目的だったと思うのですが、祇園から新京極を経ていつのまにか鴨川デルタ、というゲルマン民族も真っ青の大移動を繰り広げました(なお徒歩)。楽しかったです。
そんなこんなで迎えた大会ですが、前日になって二人で集まる場所がないぞと焦り急遽我らがあっきーさんのお家を貸していただくことになりました。直前にも関わらず、スペースだけでなくなんと美味しい手料理まで恵んでくださったあっきーさんには、今後頭が上がることはありません…。かす汁、美味しかったです。
3. 予選
R1: From the early stage of education, this house divide children based on ability instead of age.
結果:gov win
studentsのキャラ分けをしっかりしたのが良かったと思いますが、よくあるmotionなのでプレパでもうちょいhorizontalに考えるべきだったかも。初戦かつPMで焦りまくりたくさん伏見君に助けてもらいました。ただ今回は初のオフラインプレパだったのですが、やはりコミュニケーションがとりやすいし、孤独ではない分緊張もかなりマシになるなと実感しました。何より勝利をその場で喜び合えることが嬉しかったです(あっきーさんもめっちゃ喜んでくれた)。
R2: THBT elected politicians should not resign due to immoral but not illegal behavior.
結果: gov win
media coverageのbias、public interestsのtemporariness、エリートを失う損失、など詰めるところは詰めて話しきれた気はします。ただ現状の辞職へのpressureのイラストは足りなかったかと思います。試合後とりちゃん先輩と通話をするなどして和む。
R3: TH prefers anonymous posting on the Internet is prohibited.
結果: opp lose
minorityの居場所を守ろうという論は良くてexampleも多めに話せたとは思いますが、自分たちの想定するコンテクストが若干vagueゆえにAPのやばさと守るべき現状がリンクしていなかったと思います。相手のUTDSペアのスピーチに終始脱帽。
R4: THBT minority parents should shelter their children from existence of racism.
結果: opp lose(サイレント)
親がshelterしたとて日常で差別には直面するから耐性は必要というスタンスで臨みましたが、耐性というdefense mechanismがunclearだと評価されました。相手の高速スピーチが聞き取れなかったのが普通に悔しい。
ブレイクアナウンスメント
アナウンスメントまで、あっきーさんの手料理を食べながら先輩方や1回の堂裏&山岸ペアとzoomをして楽しかったです。この1回ペアが見事オープンブレイクして喜びました。ただ自分たちも少し期待していたので、ルーキーブレイク3位というアナウンスメント直後は二人ともかなり落ち込みはしました。しかしここまできたら最後まで頑張ろうと気持ちを切り替えて、その日は早めに寝ました。
4. Rookie本選
2日目はそれぞれの自宅から参戦しましたが、やっぱりリモートは寂しいなと痛感。
Rookie SF: THBT artists should not discuss the concepts behind their own art.
結果: gov win
ここにきて経験値ゼロのartにぶち当たり発狂する風呂。受け手の共感において自由な解釈がいかに重要かというqualitativeな話を詰めるか、artの需要が減るというプラっぽい話を詰めるか自分でもよくわからないまま結局ふわふわした話をしてしまいました。負けたと思いUFOにお湯を注いだところで勝利を知り驚く(大会後のび切った麺をすすった)。
Rookie GF: THR the narrative directed at the youth that one has to set clear goals/purposes for their own life.
結果: gov win
narrativeの経験値も非常に低かったのですが、大会2日前くらいに村社さんに別のnarrative motionでプレパ練をしていただいて本当に助かりました。自分たちに有利なセットアップはできたのかな。試合後、出前館初回クーポン(2500円)で暴食という奇行を行うくらいには疲れていたようです(ちなみに伏見君はそのままバイトという鬼畜スケジュール)。
クロージングセレモニー直前に急遽ますべさん宅にお呼ばれし、百万遍の坂をゼイゼイ登って到着したところで結果を知りました。正直、チャリ爆走に伴う酸欠であまり実感が湧かなかったです。あと、その場にいた堂裏&山岸ペアがopen準優勝を本気で悔しがる姿がかっこよかった。その後ますべさんから、世界の構造やボセオや円城塔や須賀敦子…etc.をご教授いただき本当に楽しかったです。ディベート終わりのワイワイの楽しさに勝るものはないでしょう。
5. 振り返り
スピーチでもマターでも終始ペアの伏見君に助けてもらったように思います。それでも2日間を通して、特に思考の点で自分もちょっぴり成長した気がするので、やっぱり大会に出ることは大切ですね。最初にディベートを底なし沼と書きましたが、自分はまだ片足を突っ込んだくらいの未熟者で、いつも周りの人々に圧倒されてばかりです。ただ梅子杯を通して、やっぱりディベートをもっと知りたいしもっとうまくなりたいという自分の気持ちに改めて気づくことができました。最近はコロナも落ち着き始め、ようやく再開した対面練(とその後のごはん!)の喜びを享受しつつありますが、さらにズブズブとディベート沼にはまっていけるよう精進したいと思います。最後になりますが、ペアの伏見君、あっきーさんをはじめとする先輩方、大会に関わってくださった皆さん本当にありがとうございました。最後まで駄文を読んでくださった方にも感謝です。
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対面での練習が徐々に再開して部内の交流が戻ってきているのは嬉しいですね。練習外でも部内Discordに1回生のプリクラ(PoIのポーズ)が貼られていたり、順調に仲も深まってきているようです。そんな眩しい1回生sの今後の活躍に期待です!
【Umeko cup 2021 Day2】
— Kyoto Debate Team(京大ESSパーラディベセク) (@kyoto_debate) 2021年10月17日
《Team Prize》
🏵Grand Finalist🏵
▶️Joint YY(Doura, joint)
🏆Rookie Champion🏆
▶️Kyoto SI(Fushimi, Furo)
《Speaker Prize》
🏅9th Best Speaker🏅
▶️Yuina Doura
🎖Rookie Grand Final Best Speaker🎖
▶️Istuki Furo