【JPDU Spring Tournament 2021を終えて】


こんにちは、ブログ担です。少々更新をサボりがちだったこと申し訳ありません。来る夏秋冬はディベートの季節ということで、更新も気合い入れていきます。今回は2本立てです。

第一弾はAsianシーズンの一応の決算として、古の記憶となりつつありますが春TについてQuarter finalistとなった村社美桜さんに記事を書いていただきました。


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こんにちは、農学部2回生になりました村社美桜です。今回は2021.04.24-25に行われたJPDU spring tournament(通称:春T)についての記事を書きたいと思います。これが2回目のブログになるので、自己紹介などは省きます。
それから、今大会の自分は正真正銘コバンザメ(:片利共生で利益を受ける側の代表例、ディベート界では自分より強いディベーターと組みその恩恵を享受することを指す。)でしかなく、私の思考回路の中で参考になりそうな部分が無く、ただの感情ベースの感想文になってしまいますがご容赦ください。

 

-出場するまで-


5分で自分たちが勝てそうなmotionを見極めるvetoがあったり、プレパ時間、チーム全体でのスピーチ時間が他のスタイルより長いという性質上、必然的により深い分析を出さなければいけず、ごまかしが効かないと噂のAsianを敬遠しつつも、春Tだけは出てみたいなと思っていたところにますべさん、とり先輩からのお誘いが来て出場を決めました。先輩と出れるの嬉しい!という気持ちと足を引っ張ってしまう未来しか見えず申し訳ない…という気持ちが半々ぐらいあり、その状態が本番まで続いていたので大会直前などは結構ソワソワしてました。

 

-大会の感想-


実際のラウンドに関しては時間の経過+先述の通り、ほぼほぼチームメイトの先輩二人に引っ張ってもらったという2点から、あまり書けることがないので省略して、大会全体を通して思ったことをいくつか書かせていただきます。(ディベートに使えそうな知識や思考などは全く述べていません。)

 

 

◯初めてのAsian大会!

今までAsianの大会は全てスルーを決め込んできましたが、今回の大会出れてよかったしやっぱ食わず嫌いってよくないなと思いました。vetoだけは5分で勝ち筋を見極めるとか至難の業すぎてなかなか希望が持てませんが、それ以外に関しては謎の苦手意識みたいなものが消え、Asianも良いじゃんって思えるようになったのでそこは今回の収穫です。

また、これは私がオープン大会に出場した経験が少ないということもあると思いますが、今大会では政治や経済に関するものなどいわゆる”重め”のmotionにいつもより多く触れた気がします。また、Asianなのでたくさん説明が必要な話もしっかりとしないといけないため、それらによってさらにmotionに重みが加わっています。
今大会のためではないものも含めて今まで少しずつですがリサーチなどはしているものの、実際の大会で自分は全然matterを出すことができず、まだまだ初心者脱却の道のりは長いなと思いました。頑張ります。


◯オフラインプレパ神!!


これが本当に今回の大会で一番強く思ったことです。

まず1つ目にプレパ中の意思疎通がオンラインより格段に取りやすいです。コミュニケーションにおける音声以外の要素の重要性がよく分かります。タイムラグがないことも大きいです。

2つ目に、結果を聞いた時に同じ場にいるチームメイトと感情を共有できます。特に勝った時やブレイクアナウンスメントでチームメイトと一緒に喜ぶと、嬉しさが段違いに膨れ上がります。当然のことなのかもしれませんが、コロナのためにオンライン大会しか経験していない自分にとっては、割と衝撃的でした。よく今まで大会中孤独な空間で精神を保っていられたな、と思います。
まだ今年からディベートを始めたばかりで、対面での大会はもちろんオフラインプレパもなかなかすることが無くひたすら「え、何話せば良いか全然わからん」とか「なんでみんなそんな喋れるの(泣)」みたいな絶望に圧倒されて心が折れそうな方々にはぜひこの素晴らしさを伝えてあげたいです。

 

最後に、これはgeneralなことではないので3つ目になるかどうかわかりませんが、今回は京大ESSの自炊ガチ勢で定評のあるますべさんにラウンド間、ラウンド後に、さっきまで一緒にディベートしてたとは思えないレベルの素敵な食事を施していただき非常に幸せでした。大会の2日間だけで何度お母さんと勘違いしそうになったか分かりません。本当にありがとうございました🙇‍♀️

 

-最後に-


以上が今回の大会で特に思ったことです。この春Tを通して自分の課題も見つかったし、何より楽しかったので参加できて良かったなと思います!最後に、お誘いをくれてチームとして出場してくれた、ますべさん、鳥先輩、対戦相手やジャッジとして練習に付き合ってくれた方々、そして大会運営をしてくださったコミの皆様、本当にありがとうございました!

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1日目の予選ラウンド後にとり先輩と近場の銭湯に行きました♨ 京都は銭湯がたくさんある街なのです。





 

 

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最後にささやかなお知らせがございます。

今年度よりエンゼルグループ株式会社様にスポンサー企業として名乗りを上げていただき、ご支援を賜ることとなりました。つきましては契約期間中に更新されるブログについては、会社ロゴを末尾に掲載させていただきます。

エンゼルグループ京都府に本社を置く、「カジノプレイングカード、トレーディングカード等の高品質カードを中心とした「ものづくり」のグローバル企業」です。TCGプレイヤーのディベータ―の方々以外も、花札やトランプなどでロゴを見かけたことがあるのではないでしょうか。

 

京大ESSは本拠地京都から世界に挑戦することを同じくする企業からのご支援を賜り、より一層の研鑽を図ってまいります。

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京都大学ESSは2021年度よりエンゼルグループ(株)様とスポンサー契約を結び、ご支援を頂いております。 https://www.angelplayingcards.com/