銀杏杯を終えて

長らくお久しぶりです。ブログ担です。最近ブログの更新が滞っていましたが、京大ESSディベートセクションは元気に活動中です。今回はねこちゃん以来の対面大会、銀杏杯の感想を1回生の桑山さんに書いていただきました!


はじめまして!同志社大学1回生の桑山千怜です。ここに書かせていただくのは初めてなので軽く自己紹介をします。 私は生まれてから7歳まで、10歳から13歳までの期間をイギリスで過ごした帰国子女ですが、日本に来てから英語を使わな過ぎて、英語には少し自信がありません、、、。ディベートは高1の時に出場したWorld Scholars Cupで軽く触れたぐらいで、そこからはディベートとは無縁の生活を過ごしていました。

面白そうだし、英語力をどうにかできるかも!という浅い理由からディベセクに入りましたが、ディベートが想像していた以上に奥深く、すごい世界に足を突っ込んでしまったかもしれないと思っています。ディベート沼コワイ。 (なんで同志社の人が京大ディベセクにいるん?と思われてそうなので補足。ちょっとした勘違いから同志社でなく、京大ディベセクに入ることにしました。特別深い理由があったわけではないですが、先輩方も同期もいい人しかいないので楽しいです^^)

だらだらと銀杏杯のレポを書くだけですが、対面大会のテンション感をお伝えできたらと思うのでお時間があれば是非最後までお付き合いください~。

◯銀杏杯に出場するまで

練習もオンライン、大会もオンライン、同期にはほぼ会ったことがないという状況下で、初のオフライン大会である銀杏杯にはすごく興味がありましたが、持ち前のチキンさを発揮し、誰にも声をかけれずにいました。そんな時、高校の同級生で同志社ディベセクのゆうかが「ディベートの大会に出たい」(同志社はアカデだから大会がまだらしい)とボヤいていたのを聞きつけ、その場で銀杏杯に誘いました。

ゆうかはアメリカとブラジルに住んでいた帰国子女で、英語が意味わからんぐらいできるため、安心感がすごかったです。ただ、銀杏杯直前までがテスト期間だったこともあり、あまり一緒に練習できなかったのが不安でした。

◯銀杏杯前日

私は新幹線で、ゆうかはセレブに飛行機で東京に向かいました。関西勢で泊まるエアビに着くと阪大一回生ペアがいたので、一緒にラウンド練したり、雑談したりしました。そこからは浅草でご飯を食べ、ノリで受付時間終了間際の東京スカイツリーにのぼりました!楽しかった。

帰った後は先輩方にジャッジをお願いしてもう一回ラウンド練をしました。阪大ペアの1人が寝ちゃったので、代わりに飛び入りでますべさんがスピーチをしてくださったのですが、すごすぎ(怖すぎ)て震えました、、、。大会前夜のメンタリティでなく、普段のメンタリティで聞きたかったです、、、。そこからは先輩方にいろいろお話を聞いて、1時ぐらいに寝ました。

◯銀杏杯1日目

早めに起きて最寄りから駒場東大へ。オンライン上だとあまりよくわからなかったのですが、大会ってこんなに人が多いものなのかとびっくりしました。と同時にみんなすごく強そうに見えて今までにないぐらい緊張しました。大会当日は情緒不安定になりがちで、ペアに迷惑かけがちな私ですが、今回は輪をかけて情緒不安定さが酷かった気がします、ゆうかごめん。 以下に印象に残っているラウンドの感想をざっくりと書きます!

R2.THW set mandatory retirement age for politicians (Gov.)

つよつよ高校生との対戦!health problems や younger politicians についてのポイントなど、いろいろとクラッシュして、個人的には一番楽しかった試合です。負けちゃいましたが、勝ちを知った高校生ペアが抱き合って喜んでた様子にめっちゃ癒されました、とてもかわいかった、尊い

R4. THBT developing countries should prioritize vocational education over higher education (Gov. / silent)

疲れてもう帰りたいと思ってたところに直前の阪大練でやったようなモーションが出て救われました。落ち着いてモデルやポイントを立てられたかなと思います。あとから見たら勝ってた。対戦相手の筑波ペアとも仲良くなれてほのぼのとした気持ちで終わることができました。

2敗やし、Openカテゴリーやし、ブレイク無理だろうな~って思っていたら、案の定ブレイクしてなかったのでゆうかとミニお疲れ会を開いてのんびりしました。

実はラウンド4終了後、ゆうかに濃厚接触者疑惑が出て、簡易検査の結果が出るまで気が気じゃなかったので、ブレイクがどうとかあまり気にする余裕がなかったです。陰性でほんとよかった。

〇銀杏杯2日目

普通に寝坊したので、Semi-finals から参加。強い人のスピーチをたくさん聞こう!!たのしみ!!とかのんきなことを考えていました。他の大会で名前だけ聞いたことがあった人たちのスピーチがたくさん聞けて大満足。Motionをみて、ゆうかとプレパしてみたり、ますべさんに作者の死についてレクチャーしてもらったりと楽しい時間を過ごしました。

でも、他の人がディベートしているのを見ていると、ブレイク落ちした悔しさとか東京まで来ているのに2日目にディベートしてない悲しさがじわじわ湧いてきました。ゆうかと反省会をしつつ、 Closing ceremony まで見届けて、エアビに戻りました。

〇最後に

オフライン大会の方が楽しさも悔しさも強く、 感情の振れ幅が大きいと感じました、オフライン大会で負けた方が断然悔しいですね。あと、強い人たちのスピーチを生でたくさん見て、自分の実力不足を改めて痛感しました、、、。個人順位も、チーム順位も真ん中らへんというすごく微妙な結果に終わってしまいましたが、これまでの大会の中で一番濃い時間を過ごさせてもらいました!

最後に、2日間ups and downsを共にしたゆうかには感謝しかないです。ずっと無理無理言っててごめんね。

阪大ペア、ご指導いただいた先輩方、そしてオフライン大会を実現してくださったコミの皆様、本当にありがとうございました!


やはり対面大会はいろんな体験や感情が介在していいですね。(急にBan zooのスピーチして怖がらせてしまいすみません......)

関西でも対面大会を再開させて、1回生がより参加しやすい機会を取り戻していきたいと改めて思いました!

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