【JapanBP2020を終えて】

今回はJapanBP 2020(通称:冬T)において、Pre-Quarter Finalists&4th Novice Best Speakerとなった、2回生の香山康太郎さんに寄稿文を書いて頂きました!ご覧下さい!





**********

京都大学法学部の2回生の香山です。ブログを書くのは2回目なので、自己紹介等は省きたいと思います。そしてこのブログはただの感想文なので、有益な情報を得るためではなく、平日の昼間の暇つぶしとして扱ってくれると嬉しいです。

目次
1. JBP前の練習
2. 大会当日
3. 感想
4.チーフになります

1. JBP前の練習
今年はディベーターとして大会に出るつもりはありませんでした。というのも、6月のNDOにディベーターとして出て以後、ずっとジャッジとして大会に出ていて、まだまだジャッジのスキルを上げたいと思っていたり、後輩が頑張っているのを陰ながら応援したいと思っていたり、同期がディベーターとして大会に参加している中、あまりディベーターとして出ようという強い意思はありませんでした。そんな中、秋Tでジャッジの洗礼を受けたため、少しジャッジから離れたいというような思いが芽生え、その頃にちょうどKDS同期の村田律くんからのありがたいお誘いがあり、バイト中でしたが即JBP参加を決めました。

参加を決めたのはいいものの、約半年ぶりのディベーターということもあり、リハビリをしないと足を引っ張ってしまうという不安から、大会の約1か月前から練習を始めました。

内容としては、2人で分担してマターファイルを作り、Zoomで共有しつつプレパ練を週に2回程、ラウンド練を週に1回ほどやりました。僕はその場で考えるのが下手かつあまり自分の話に自身も持てないので、マターファイルにいつも頼っているのですが、今回は割と十分に準備してから望むことが出来ました。以前からマターファイルは作っていたのですが、後輩の練習にも使えってもらえるように改善し、個人的にもしっかり作りこみました。ラウンド練は阪大練やKDS練にお邪魔させていただきました(本当にありがとうございました🙇‍♂️)。1回生以来のBPは難しく、得にDeputyのやり方を忘却しており、上手く行かなかった記憶が多いかったです。なので後輩の練習のジャッジをした後、自分ならどのようにDeputyをしたかを考えて1人でスピーチをするという何とも評価し難い行動を繰り返していました。

そんなこんなで大会前日。バイトを終え、パートナーが予約してくれたホテルに着いたのが夜11時で、軽くプレパ練をして、ASAPで翌日のために就寝。

2. 大会中
朝起きて、スピーチ練をしてウォーミングアップと緊張ほぐしを実行しました。久しぶりに朝ごはんを食べました。気合を入れてコンタクトを久しぶりにつけました。

R1:THS the rise of virtual influencers.(OG:3位)
初戦からOGで、苦手なDPM。しかもInfoスライドあって焦った。使えるマターファイルがなくて、その場で思考して出したargumentで、かろうじて3位。普通に上手かったチームが「今回が大会に出るの初めて!」って言っててビビった。

R2:THW mandate property developers to build low-cost housing proximate to their high-end construction projects.(CG:1位)
経済?かな??みたいな頭でExtentionを考えるもなかなか出てこず、パートナーがとりあえずOGの抜けそうなメカニズムと「なぜ追い出される人々は元の場所ににいたいのか」という説明をしてくれた。浮いてる話だったので、ラウンド後に1位か4位という話をしていて、RFDを聞いて時にはハイタッチ。

R3:THP the characterization of politics as a "career", instead of "social/public services".(CO:4位)
抽象的な話しか思いつかない。人々の反応などをextensionとして説明してもらったが、What is exclusive?という感じで4位。でも久しぶりに関西同期とディベートして、負けて悔しぃぃぃぃって思えたので楽しかった。

R4:THBT minority religion in the West should strongly encourage their congregations to refrain from public display of their faith.(OO:1位)
4点でバブルに入り、1位を取らないとブレイクできない!という状況。でもOOだったし、パートナーもめちゃくちゃ頼りになるので割と落ち着いていた。たまたま脳みそが覚醒し、2つくらいコンパリ出せたので満足。

Break Announcement
R4終了後、時間も遅かったため急いで夜ご飯をガストに食べに行く。帰ってから関西勢とZoomで通話をしつつ、2人でスマブラをしてBA待ち。R4は手応えがあり、Novice Breakに名前が出てこなかったかつ同じラウンドで2位を取ったチームがNovice Breakしていたので、ちょっと可能性を感じてました。結構喜んだ。ブレイクがわかったあとは、毎週土曜に楽しみにしてるドラマを見て就寝。(おめでとうLINEやメッセージ嬉しかったです〜😛)

Pre-Quarter Final:
In countries with deep ethnic and religious devides(e.g.Iraq, Libya, and Egypt), THP autocracies to decentralized democracies.(敗退)
2日目の朝、マターファイルでIRの復習をしていました。しかし、知識不足。パートナーにextensionは出してもらったものの、重要性を説明しきれず敗退。悔しぃぃぃぃ。

3.感想
①同期と組むの楽しい
先輩と組むのも楽しいですが、同期と組んで同期と対戦するのはどこか熱いものを感じますね。自分も少しは役にたってる感じがしていいです。でも大会中もめちゃくちゃてかほとんどパートナーに頼っていたので、とても頼りがいがありました(k泉)。(りっちゃんありがとうぉぉ!!)

②マターファイル
あれだけ調べたのにまだ分からないことがあるのか、、という感じでしたが当然ですよね。ディベート初めて2年弱で網羅出来るわけない。でも勉強になりました。特にプレクオでは、相手のケースをサポートする話ばかりが自分のマターファイルに入ってて、どんな話を考えても、自分のマターファイルに反論されてました。ちゃんと逆の話も準備しとかないといけないですよね。

③ジャッジからのディベーター
僕なんかが言えることではないですが、半年ほどジャッジに専念して多分、ほんのちょっっっっっっっとだけディベーターがどんな話をすればいいのかわかった気がします。ディベーターで迷走したら、ジャッジおすすめです。

4.チーフになります(どうでもいい内容)
ついでなのでチーフになりますのでよろしくお願いします(今更)。ちょうど去年のこの時期、知名度のある他大学がかっこいいとか、チームとして連帯感高めたいとか思って、京大ディベセクの名前を広めようと、TwitterやらブログやらTシャツ・パーカー作りやら色々やってきましたが、最近それが良かったのかどうかめちゃくちゃ不安です。なんか変に後輩のプレッシャーとかになってないかなぁとか、ブログ書いてもらうのとか面倒かなぁとか、リザルト報告とか結果が出てない時見るの嫌よなぁとか。後輩の代には好きなようにしてもらおうと思います。全部僕の趣味なので!でも協力してくれた人たちにはめっちゃ感謝してます!あ、チーフ頑張ります。

f:id:kyodaidebate:20201208010332j:plain