銀杏杯を振り返って

こんにちは!ブログ担です。秋の足音が近づいて参りましたがつい昨日セミが鳴き始めて夏の残滓を感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。今回は2021年8月14(土)-15(日)に行われた銀杏杯について、工学部1回生の伏見宗太郎さんに振り返っていただきました!

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1. 自己紹介

 こんにちは、一回生の伏見宗太郎です。京大ESSでブログを書くのは初めてなので、まず少し自己紹介から。高校一年生の時にWSCという英語能力総合検定みたいな大会でディベートに出会い、面白いなと思ってパーラをはじめました。ただ、教えてもらえる先輩もおらず、先生もいなかったので、高校の間はずっと自己流で友達とわいわいやる程度でした。高2の時HPDUでボコボコにされてからあまりディベートはしていなかったのですが、大学からまたやるか!ってことで今年3月からディベセクにお世話になっています。以下、今回の大会について書かせていただきます。

                

 2. 銀杏杯について

銀杏杯以前に成蹊ジョイント、若葉杯、NDOに出ていましたが、どれも良い結果が出ず、今度こそ!ということで銀杏杯に申し込みました。クラスメイトの石川君と一緒に出ることにしました(なんで?)。彼は、ディベート経験は0だったのですが、帰国子女のつよつよだったのでとても心強かったです。あんまり予定が合わず、一回ラウンド練をしただけで本番を迎えました。石川君、無茶振りすみません笑笑

 

慶応ディベセクの双子も一緒に出ていたので、静かな祖父宅の部屋をそれぞれ借りて出場しました。それぞれのラウンドについてさらっと感想を書きます。

 

R1: THW require religious school to provide sex education. (Gov)

モデルで、「宗教の教義と矛盾しないようにする」っていうところをしっかり固めて、学校に行かせなくなる親の話を切りつつ、proper sex educationがめっちゃ大事、という話をしました。実は1stをやったのはこれがほぼ初めてで、SQとAPを綺麗に分けて話せませんでした。が、ポイントがほぼ全て立ったみたいで、マージンで勝つことができました。

 

R2: THW allow terminally ill patient to take medicines that haven’t completed clinical testing. (Gov)

健康な人体での臨床実験をすっ飛ばせるというモデルで、患者はお金いらんし、わんちゃん助かるしめっちゃいいじゃん!って話をしました。Oppは患者が正常な判断できず医者に搾取されるという話を持ってきて、それを2ndで削りきれずぎりぎり負けてしまいました。2人とも自信があったのでこの負けは悔しかったです。

 

R3: Assuming feasibility, THW erase society’s memory and evidence of the criminal past of former convicts after their release from prison. (Opp)

 たまたま前日見ていた内容だったので歓喜。レイプ犯とかめっちゃ危ないよねって感じで、社会を再犯から守るというコンストでいったのですが、再犯のメカニズムが綺麗でなかったのと、相手の「家族を守る」に何も言えず、普通に負けました。

 

R4: THBT super aging society should prioritize the influx of immigrants rather than incentivizing their citizens to give birth. (Opp)

まさかの双子との試合でした。それぞれの世界のイラストがあまりできておらず、長期的政策か短期的な政策かみたいなふわっとした試合になりました。この試合は勝利を確信していたものの1ポイント差で負け。両チーム点数も何故か高かったのであまり納得はいきませんでした。Govがずっとshort termをいっていたので、そこの印象で負けてしまった感じだと思います。ちなみにこの負けで双子に超煽られました。クヤシイ…

 

 

 結果

結局一勝しかできず、チーム順位は52位でした…ブレイクには程遠かったのですが、スピーカースコアが27位で、そこまで悪くはない印象だったので、そんなに落ち込むことはなかったです。毎回言っている気がするのですが、終わった後にお疲れ〜と言ってくれたあっきーさんに「精進します」と言ってその日は早く寝ました。

 

3. 終わりに

まず、銀杏杯から2ヶ月も経ってからのブログで申し訳ないです。また、ペアの石川君、全然しんどくないよーって言って急に呼んですみませんでした。無茶振りに付き合ってくれてありがとう。大会でお世話になった皆様もありがとうございました。良い経験になりました。あと二週間もせずに梅子杯があるので、後悔しないように準備していこうと思います。

 

 

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1回生の頃が自然と思い出される名文をありがとうございます!ディベートは分かるまでが大変で、なぜ負けたかが理解できず発狂したりするんですよね。でも「悔しい」という気持ちは前に進む原動力になるので、京都のゆるやかな雰囲気の中で秋の大会をがんばって行きましょう!

 

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