【NDO2020を終えて】

今回はNDO2020において、1回生ながらも見事に2勝をあげた城戸明日香さんに寄稿文を書いて頂きました!ご覧下さい!





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こんにちはー!薬学部1回の城戸明日香(きどあすか)です。
誰??という方がほとんどだと思うので軽〜く自己紹介します!小6までアメリカに住んでいた帰国子女ですが、日本に引っ越してからはあまり英語に触れる機会がなく、語彙力・表現力はまだまだです。゚(゚´Д`゚)゚。
英語ディベートは高校の時に始めて、準備型のHEnDAを中心に、PDAなどの即興型もやっていました。

今回は、大学生として初めて参加した大会でありながら、初めてのオープン大会でした。全然結果は残すことはできませんでしたが、全国のつよつよディベーターの皆さんの活躍に触れることができたので、とっても有意義な大会でした。大会までのこと、大会中のことでいろいろ感じたことを綴っていきたいと思います。

・大会に参加することになったきっかけ

高校の時に一緒にディベートをしていた、UTDS1年の澤﨑くんに誘われたのがきっかけです。澤﨑くん、同じく高校の同期のKDS1年深見くん、私でジョイントを組んで出ることになりました。
もともとこの大会があるとは聞いていたのですが、どんな大会かもよくわかってませんでした。つよつよの人が集まるらしいって聞いてびっくりして多少戸惑った部分もありました。なんとか全敗は避けたい、という感じで。(笑)でも、この大会を節目として頑張ろう、というモチベーションにはつながったと思います。ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

・大会までの練習

わたしは、5月ぐらいからディベートの練習を始めました。4月ぐらいから新歓のレクチャーに参加して、初めはどうしようー、続けようかな、と迷っていました。ですが、新歓に参加していたら、やっぱディベート楽しい、なんとなくディベートのコミュニティが自分に合ってそう、ということでディベセクに入ることにしました。
京大での練習は主に先輩のレクチャー、スピーチ練習、時々ラウンド練習をしました。これに加えて、試合に備えて今回のチームでのラウンド練習を、練習試合を組んだり、練習会に参加して行いました。

先輩のレクチャーでは、論の組み立て方、スピーチの仕方を1から教えていただき、スピーチ練習で実践、アドバイスをいただきました。
高校の時は、スピーチの実践・アドバイスをもらうことが中心で、体系的にどうスピーチするのか、じっくり学ぶ機会はあまりなかった、わたし自身消化し切れていなかったと思っています。このため、アドバイスをいただいても、なかなか次に繋げられていなかったのではないかと感じました。
春からの練習では、レクチャーの内容を踏まえた上で、アドバイスを聞くことができ、また、メタ的な要素を踏まえたアドバイスをいただけたので、自分の課題は何なのか、明確に知ることができました。まだ現時点でも改善できていないこともたくさんありますが、わたし自身が自分の課題を理解して意識的に取り組めたという点では、高校の時よりも成長できたと感じています。

ラウンド練習で、実際に試合を行い、議論の質が高校と大学では大きく異なる、ということを感じました。高校で取り組んでいたPDAはスピーチ時間の短さもありますが、きちんと証明し切れていないままでも、それっぽく聞かせることができれば、論が通ることが多かったと思います。大学でのディベートでは、もっと深い理由づけや、メタ的な視点が重要で、わたし自身この部分の説明において実力不足だと感じました。

この練習期間中は、ご存知の通り、コロナ自粛中でした。そのおかげでどの授業も、課題!課題!課題!(。-_-。)になっていて、毎日が授業+課題+ディベートといった感じでした。忙しかった、とは思いますが、2−3ヶ月間コロナでスカスカの日々を送っていた身としてはよかったです。(笑)

・大会

約1年4ヶ月ぶりの大会で、予選が終わった頃にはヘトヘトでした(-.-;)
試合の合間のチョコレートでのエネルギー補給でなんとか乗り越えました。
そして、朝から緊張(ガクガクッ)していて、何回トイレに行ったのでしょうか…

各ラウンドの感想です〜(雑です、ごめんなさいm(_ _)m)
・round1 motion:THW require candidates running for high office (President, Parliament/Diet etc) to have prior experience holding office in regional or local government.
なんとか1勝、、なかなかAPが伝え切れなかったものの、relevancyで押し切ったという感じです。

・round2 motion:THW allow the development of AI that reproduce the artwork or personality of the deceased only when they explicitly consent
用語の細かい定義が各サイドで微妙にずれてしまい、困惑。もっとillustrationがきちんとできるようにならねばと痛感。負けました。

・round3 motion:THBT the main stream feminist movements should reject choice feminism.
(Info Slide:Choice feminism is a popular form of contemporary feminism, encouraging women to embrace the opportunities they have in life and to see the choices they make as justified and always politically acceptable )
アクターを守ってなんとか勝利。でも、具体的にどのようなコンテクストなのか、理解できていない部分が多いので、今後の課題です。

・round4 motion:THBT tech companies should not participate in government projects that use facial recognition technology for surveillance.
具体的なimpactやvalueが出し切れてなかった気がします。負けです。

・最後に
Tabbrの操作を間違えてvetoを逆にしてしまうというトラブルもありながらも、無事大会を終えることができました。2日目の決勝トーナメントでは、いろんな方のすごいスピーチを聞くことができて、わたし自身もそのようなスピーチができるようになりたい、と思いました。次、オープン大会に出る頃にはもっと成長して、魅力的なスピーチができるようになりたい、と思った2日間でした〜。また、運営の方やジャッジの方がいなければ、大会は成立しないので、改めてこの方々の重要性を感じましたし、感謝しています。

未熟な文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!硬くなりすぎないように、所々顔文字を入れてみました。(*´∀`)♪
これを読んでいただいている方の中にはこれから対面で関わりを持つ人も多いと思います。その時にはよろしくお願いします!

↓本日の試合環境。ミニうりぼーが見守ってくれました。╰(*´︶`*)╯♡
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